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競パン全盛期初期のarena ストラッシュ


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ソウルオリンピックで鈴木大地選手が金をとって、そのカッコ良さがきっかけで競パンがブレイクという流れは以前に紹介したとおりだけど、それから4年後のバルセロナオリンピックを意識したarenaのパンフレットから。

この時期から出てくるみたいだね、ストラッシュ。arenaの競パンの、代表的な生地の名称だよ。

モデルは必ず外国人



arena 競パン 1992年 トップモデル ARN-2621


過去記事でも紹介した、ストラッシュSRを穿いたカット。
いまと違ってモデルを使った競パン写真をスポーツメーカーもよくプロモーションに使っていたけど、arenaに限らず、競パンの場合は必ず外国人で、日本人であった例は見たことがない。なぜ?

こどもの頃からそれに気づいていたけど、舶来コンプレックスとかだけの理由じゃないと思うよ。
ふつうの人が見たときに日本人だと生々しい、ホモっ気のある人が見るとエロいからじゃないかな?

いずれにしても、当時は競パンにエロい感情を抱くことなど、表向きは存在しないことになっていたはずだ、ネットの時代じゃないから。でも内実はそれぞれの心の中に思うところがあったというわけだろうな、なんて想像している。

年頃になって”目覚めた” 子どもたちが、もっこりパンツだのブーメランだのと騒ぐのは最近もあまり変わらない。それも証拠じゃないかな。きっと本能に訴えかける何かがあるのだろう。

写真の競パンはストラッシュのトップモデル、ARN-2621で6,000円だよ、高いね。
物価は今より数%くらい違うから、今の感覚だと6,500円というところ。


宣伝文句が時代を感じさせる


arena ストラッシュ strush 説明 パンフレット


0.01秒を制する・・・という見出しはいいよ。いまもよくあるコピーだもんね。問題は説明文。
“凹凸を0.01mm減らして薄くなった”といってもねえ。

水泳部員とかが、「今度のarenaのストラッシュ、0.01mm薄くなったんだぞ」なんてうわさをするとしたら、違和感アリアリだな。

日本人って数字が大好きという傾向が、いまよりももっとあったような気がする。そんな空気を伝えてくれる。数学は嫌いで苦手なのに、なぜか数字を比較するのは大好き。英語が嫌いで苦手なのに横文字が大好き、みたいな特徴に通じる部分があるね。


まだカットはおとなしい

極小競パンになっていくのはこの後。まだまだカットはおとなしい。
そんな92年のarena競パンの一部を紹介しましょう。やっぱりモデルは外国人(笑)


arena 競パン 1992年 パンフレット


管理人がarena競パンを買って自室で穿いてみて「なにこのきわどいカット、穿けねー」なんて最初にびっくりしたのが96年。競パンフェチがあこがれる極小な時期って、ほんの数年しかなかったのかもしれないね。すぐにスパッツに席巻されるのだから。

当時のarena競パンの値段をみると、3,000円台だね。ふつうの競パンって、これくらいの定価が妥当だと思うけどな。
安い店だとこの2割引で売っていたわけだから、まあ消耗品でもかまわないくらいの値段だと思わない?

いろいろな理由で競パンが一枚5,000円以上なんてことになり、すぐにクタるようでは価格とのバランスが悪いからってのも、競パンが廃れるのと時期を同じくして耐塩素生地に積極的になって、伸縮性が悪くなっていったのと無関係じゃないような気がする。

あと、モデルを使わなくなったね。予算の問題なのだろう。
スパッツ化の時期って、少子化が問題になりはじめた頃でもあるでしょ。とうぜん水泳に参入してくる子も少なくなって、余計に売り上げが上がらない。

スパッツ化の頃、それを嘆くネット住人の書き込みの中に、スパッツは単価が高いからメーカーの陰謀じゃないかとまで言う奴がよくいたよ。

その時期はジョギング/ランニングブームの始まりの頃かな。メーカーとしては、数が出ない水泳関係よりも、おしゃれなランニングウェアを作って売りまくったほうが儲かる!てことで、現在に至るということでしょう。

いまのランニングウェア売り場の華やかさ、あれを見るとかつての競パン売り場を思い出す感じ。


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プロフィール

kyopanlab

Author:kyopanlab
競パンフェチな元水泳部員
現役スイマー

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