競パン研究

カテゴリー：ヤフオク 


「他人のあらさがしばかりして、いかがなものか」と嫌われそうなこのカテゴリーの記事なのだけど、競パンの目利きになるための伝道になればと、書き続けております。

今回は、脇幅が広いのを意図的にわかりづらくしているかのような出品。
細い競パンが絶対正義というわけではなくて、脇幅が広めな競パンを欲しい時だってあるのだし、何よりネットオークションは現物を見られないわけだから、写真は正確にとって欲しいものです。


オークションページをチェック





ミズノ　競泳水着　イトマン指定品
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p607001559


イトマンのブランド力は？

ヤフオクの水着カテゴリーでけっこう見かける、イトマンのブランドを売りにした競パンの出品。
競パン界での、イトマンのブランド力はどれほどなのだろうか・・・管理人は全然知らない。

少なくとも管理人自身は、イトマンだの日体大だのといった団体名に付加価値を見いださないので、傍観しているだけです。



競パンの両側を折りたたんでいる演出がニクい

競パンの両側が不自然に折りたたまれているのは、脇幅が思いの外広いのを目立たなくするためだと見た。その演出がニクい。

黄色いロックのステッチが水平に後ろへ向かっているけど、このタイプの競パンは、脇幅が広いから、見てすぐにわかる。

さすがはイトマンというところか、黄色いロックのステッチの、水平と垂直で囲まれた狭い部分だけプリント模様の生地を使っているあたりが小粋で、さすがだと思わせてくれる。特別に制作された競パンなのだろう。






話しは脇幅に戻って、同出品者の他の出品物を見れば、イトマンだけ意図的に両脇を隠したという作為が読み取れるというものだ。






やっぱり細い競パンがいいのか？

管理人自身も子供の頃から長い間、脇幅は細いのが良いと信じてきた。でもここ1-2年で微妙に変わってきた。

競パンを穿いている人をガン見するのではなく、プール全体を見わたしていると、多くはローライズなボックスを穿いている中で、あまり細い競パンは時に浮いて見え、寒々しさを感じることもあるようになった。

水球で穿かれている水着程度の脇幅が、いまのプール環境ではバランスが良いのではないか、なんて思うようになったのと時を同じくするように、speedoのニューモデルは脇幅が1cm程度広くなっているようで、けっこう必然なのかも。

そう、かつて競パンが当たり前の時代でも、管理人自身は、脇幅は最小2.5cmと決めていて、それより細いのは穿かないと決めていたのと似ている。

ただ、いま穿いて、浮いて見えるかもしれない細い競パンは、穿くための心理的ハードルがより高いともいえる。そこが魅力になり得る。本当に似合うのなら、自己満足に浸ることができる・・・一筋縄ではいかないな。


判定

やっていることは小賢しいと見る向きもあるかもしれないけど、どこか憎めない面もある。
本筋からは離れるけど、青いほうの競パンは小穴が空いているとのことだけど、クロッチを切り取るときに失敗して開けてしまった穴とみて間違いない。

出品されているイトマンの脇幅が広いこと、入札する側もこれくらいは目を利かせないとね。


フェチ度　★★★★★
悪質度　　★★☆☆☆

*1 フェチ度、悪質度は商品及び出品者についての判断です。

落札価格は即決設定4,500円で、終了間際に落札されました。