競パン的プール利用ガイド 東京体育館 1
- 2016/10/28
- 21:34
カテゴリー:まじめな知識
競パン的プール利用ガイド、今回は東京体育館の屋内プールを紹介。
いままで極端に競パン率が低いということで取り上げなかったけど、今年の春頃から様子が変わってきたのでね。
それまでは、惰性で穿いているような世代の人しか競パンを穿いていない状態だった。
まるで競パンを拒否するかのような空気感に満ちたプールだったけど、変わってきたんだよね、コレが。
時代は変化している!ってことだ。競パン的に良い方向に。
大規模な施設だから、回を分けて紹介します。今日はイントロダクションだね。
競パンを穿いちゃいけない空気に満ちていた
JR千駄ヶ谷駅から徒歩一分以内という最高の立地と屋内長水路というアドバンテージで、利用客はすごく多いのに、不自然なほど競パンを見かけないというプールだった、去年まではね。
更衣室で、そして水着禁止の浴室で利用客の素っ裸を見ることができるけど、競パン焼けをくっきりつけているような奴も、ここでは競パンを穿かない。Vタフですらほとんど見かけなかった、不自然なほどに。そんな様子だった。
“競パン焼けをつけているくらい他で穿いているのにどうしてここでは穿かないんだ?”と疑問に思い、極小ボックスを穿いているガチホモ2名にヒアリングしてみると、
「ここに来るときはボックスにしてる」 (その理由を聞いてるんだよ)
「プライベートと公式は使い分けてるから」 (公式? 公式なのはプールの仕様だけだろ)
なんて具合で、歯切れが悪かった。
変化に気づいたきっかけ
今年の春休みシーズンに、東京体育館で春休み中らしき高校生の競パンをちらほら見かけて“あれっ”と思ったのがきっかけ。
一番印象に残っているのは、高校生3人連れのひとりが、黄色でかわいい柄の細いリゾートビキニを穿いていて衝撃を受けた件。
水泳部風じゃなくて、お遊びで東京体育館に泳ぎに来た雰囲気だったけど、フツーの高校生がリゾートビキニを穿いている、まるで雑誌などで見る90年代前半のような、これまでにない光景だよ。
そこで考えて気づいた。いまの10代には競パンアレルギーがないのじゃないかと。気恥ずかしさはあってもね。
急速なスパッツ化から15年くらいたっているのだから、いまの10代はリアルに競パンを知らないかも。そうすると、キモい存在など、ネガティブな先入観がないのかもしれない。
そんな目で他の高校生競パンとかリゾートビキニをみると、やっぱり目立ちたがり屋さん風の子が穿いていることが多いように見える。夏の屋外プールで観察していてもね。
競パンがキモいとかホモ専門とかのイメージで避けたい対象から、新鮮で“見た目で差をつける”アイテムとしてみているかもしれないと思ったわけ。
今は競パンスイマーがちらほら
競パンにはfina承認マークがついたモデルも多い正統的なスポーツ用品なのだから、競パンを穿きづらいというのは、自意識過剰だよね。
心の中にエロも抱いているから、そうなるのだろう(笑)。
一方で、東京体育館の売店(スポーツブティックなんて自称しているけど)で、speedoの競パンが吊してあったことも最近はあったし、「極度に露出が多い水着はご遠慮ください」のような利用規程があるわけじゃないし、利用者の中で自然発生した空気感だったのだろうけど、変わってきた。
今週はたまたま3回も利用したけど(管理人が行く屋内長水路は2カ所)、 平日夕方に利用したときには、arena、speedo、mizunoなど、さまざまな競パンを中級クラス以上で30代以下のスイマーが穿いている様子を見かけた。一年前なら、こんなことは絶対になかったね。
HH(ヘリーハンセン)の脇が3cm未満のような競パンを穿いて、中速コースを泳いでいたスイマーもいたよ。
東京体育館で無難に穿くなら濃色系単色競パンを
競パン率がほぼゼロから立ち上がってきたといっても、ここで穿かれている競パンには際だった特徴がある。華やかなデザインや色の競パンは、まずいない。
キーワードは、“濃色系単色”。
競パンを穿いていると言っても、思い思いに華やかなデザインの、ましてや競パンフェチ好みの競パンはゼロじゃないけど、まずいない。

写真はarenaのTypeF、グリーン。東京体育館ので無難に穿ける競パンはこのあたりまで。多くは黒とかネイビーとかだから。
青系ですら暗いトーンしか穿いている人がいなくて、マリンブルーやコバルトブルーのような鮮やかな競パンほとんど見かけない。他のプールだったら、ぎりぎり無難な色のうちのひとつだろうにね。
ということで、東京体育館で競パンを無難に穿くなら、いまのところは黒系以外なら、この程度までという感じかな。
イントロダクションだけで長くなってしまったけど、そこは大規模施設で話題豊富ってことで、許してね。
・・・続く
【補足】
ガチホモ云々が途中に出てくるので補足しておきます。まずはガチホモ=バリバリのゲイってことで。
それで、ゲイ=競パン好きという図式は、現在は間違いでしょう。ゲイの中でも特段に競パン好きはごく一部の嗜好で、その点については普通の人とたいして変わりません。競パンが似合うような人はエロかっこいいと感じているのに過ぎない、くらいに考えておいた方が良いと思います。競パンじゃなくて、それを穿いている人を気にしているとみたほうが、正解に近いと思います。
ただし、20代以上で競パンを穿いている人のゲイ率が高いという傾向は確実にあると思います。