カテゴリー:ヤフオク 2001年に公開されヒットした映画「ウォーターボーイズ」で使われたのと同型番の競パンが出品されている。開始価格はなんと100,000円、常軌を逸している。売れるのかこんな値段で、なのだけど、映画で使った現物と勘違いした人が入札するのを期待しているのかな。
当時流行った?プリントものspeedo競パン映画が公開された2001年頃というと、急激なスパッツ化で競パン人口が減っていった時期。
そんな環境下で売られていた競パンの主流は、多色の切り替えから、プリントものに移っていった。
プリントものが流行というより、メーカーの都合だと当時から思っていた。競パンが売れなくなって儲からない。規模の経済が働かないものだから、切り替えものより作りやすくてコストが安そうなプリントものを主流にしちゃえ、みたいな感じで。
競パン一枚が10万円はありえないだろUSED ミズノspeedo 競パン 140 映画 ウォーターボーイズ開始価格があまりに高額すぎて長い間売れないだろうから、リンクはずっと有効だと思います。

曰く、「映画「ウォーターボーイズ」のクライマックスのシンクロ演技の際に着用されたモデルだそうです」。誤解しやすい書き方だよね。「・・・着用されたのと同型番の」とでも書いて欲しい。そそっかしい人が、映画の中で使われた競パンそのものと勘違いするかもしれないから。まさか本当に映画のキャストが穿いた競パンじゃないよね?
開始価格が高額ということも、撮影で使用された競パンそのものとの都合の良い誤解を誘う原因になりかねない。高額な方が売れるというケースも世の中にはたくさんある。
意図的だとしたら「都合良く誤解させる」という、営業関係での古典的手法だよね。ウソをついているわけじゃない、キャストが穿いたと買い手が都合良く勝手に誤解してくれるだけだから、罪は無い。
この競パン、映画での着用画像のバックスタイルから、カットが豊富なspeedo競パンのフュージョンカットだと思います。
ウォーターボーイズシリーズ4作品、映画ではspeedoが使われたけど、その後制作されたテレビドラマ版3作品では、すべてarenaで揃えられていた。そのあたりはスポンサー都合なのだろう。
プリントものは競パンフェチ受けしないらしい管理人の長年にわたる観察によれば、プリントものの競パンはフェチ受けしないようだ。
このブログに何度も掲載した、「とある競パンフェチのコレクション」に写っている膨大な競パンにも、プリントものは無かったような気がする。
管理人としてもプリントものは、かつて好きではなくて、徹底的に避けていた。多くの競パンフェチ同様、色違いの生地を縫い合わせた切り替えものこそが競パンだ!なんて思っていた。プリントものの競パンを買うようになったのは2010年代に入ってから。穿き慣れてくるとプリントものも悪くないと思えてきたから、結局は食わず嫌いだったけど。
映画「ウォーターボーイズ」公開当時は水泳部にいたけど、競パン好きというか競パン派の後輩のひとりが、「最近はプリントものばかりで安っぽいですよ」なんて発言をしたのも、よく覚えている。切り替えものより安っぽく見えがちだよ、プリントものは。
出品者は競パンフェチな可能性他の出品物を見て、出品者は競パンフェチじゃないかなと思った。はなしが長くなってきたので、その件は次の機会に。
フェチ度 ★★★★☆
悪質度 ★★☆☆☆
* フェチ度、悪質度は商品及び出品者についての判断です。
*************
ブログは限定再開です。
当分の間自宅に戻れず、この記事も滞在先で書いています。
そのため所有している競パン関係資料にアクセスができないない、プールにも行けないなど制約があり、ネタが限られてきます。
しばらくは、ヤフオクの競パンネタを中心にするしかないかな。それでもよろしければ、読んでください。