シンガポール水球チームの競パン騒動 日の丸に置き換えて考えてみる
- 2016/10/11
- 21:04
カテゴリー:日常
「クール?侮辱的?シンガポール水球チームの水着に波紋広がる」なんて騒動が2010年にあったのは知らなかった。水球チームの競パンの股間に国旗があしらわれているのは、クールなのか、侮辱なのか。
クール?侮辱的?シンガポール水球チームの水着に波紋広がる

日の丸に置き換えてみる・・・競パンのフロントには難しい
シンガポール人じゃないから、感覚的によくわからない。そこで日の丸に置き換えてみる。これを見て、どう感じるかだ。(自撮り画像に貼り付け)

結局、これがクールか侮辱かってことでしょ。
日の丸だとちょうど亀の位置に来て、いっそう微妙。滑稽という表現がぴったりかな。
仮に自分が穿くと想像すると、恥ずかしいかな。ひとりではなくて集団なら気にならないけど。
バックの端にロゴが入っていたりするのはカッコいいけど、フロントは難しいということだね。
競パンは面積が限られているから難しい
スパッツだったら太ももの部分に日の丸をデカデカと配置すればいい。でも競パンのフロントには貼り付ける場所がないから難しい。当然だ、布面積はできるだけ狭い方がよいという考え方でつくられた競泳水着なのだから。
競パンのフロントに、無難に国旗をつけたいとしたら、こんな感じだろう。小さすぎて、控え目に過ぎるね。

ケツの部分に貼り付けるなら無難そうだけど、国旗を尻に敷くのか、なんて言うひとが出てきそう。
防衛大の競パンを見て、そんな想像をした。
ネットの拾い画だけど、防衛大学の水球部はこんな競パンを穿いているらしい。

やっぱ競パンを見たときに口には出さなくても、そして好き嫌いに関係なく、性的な感情をそそるということで。
とりあげた記事は消えてしまうかもしれないので、記録しておこう。
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クール?侮辱的?シンガポール水球チームの水着に波紋広がる
【11月26日 AFP】「あの国旗のあしらい方は不適切だ」――。中国・広州(Guangzhou)で開催中のアジア大会(Asian Games)で、シンガポールの男子水球チームが着用している水着のデザインに母国の政府が苦言を呈し、物議を醸している。
シンガポール国旗をあしらったこの水着は、赤地に白抜きで月と5つの星を配置したデザインだが、着用すると、ちょうど中央の部分に三日月形の模様がくる。「セクシーでクール」と賞賛するシンガポール人も多いが、国旗に対する冒涜(ぼうとく)と受け取る人も少なくない。
シンガポール政府は後者だった。同国の情報通信・芸術省は25日、報道声明で「残念ながら、わが男子水球チームは水着のデザインを考案する際に、国旗の使用に関する政府勧告を参照しなかった」と、チームを非難した。「国旗は、尊厳をもって扱われねばならない。(事前の照会さえあれば)政府は、現行の水着デザインは不適切だとチーム側に申し入れただろう」
ちなみにシンガポールには、国旗の掲揚について厳密に定めた規則がある。
しかし、27日に閉幕するアジア大会の規則では、2週間の開催期間中にユニフォームのデザイン変更は認められない。
水着デザインにも関与したシンガポール水球チームのサミュエル・ウォン(Samuel Wong)監督は、英字紙ストレーツ・タイムズ(Straits Times)に対し、物議を醸したことを謝罪。「シンガポールを茶化したり侮辱するような意図はみじんもなかった」と釈明した。
水着問題は報道されるや否や、シンガポールのインターネット上をもにぎわせている。「無礼千万だ、むかつく」との怒りの書き込みもあれば、「かっこいいと思うね!ぼくも水泳をするけど、同じ水着がほしいな。(水球チームの)みんな、がんばれ!」との好意的な書き込みも見られる。(c)AFP
おわり