カテゴリー:ヤフオク ヤフオクの水着カテゴリーに、タンクトップやランシャツがたくさん出てくるようになって、正直ウザい。管理人がタンクトップ型のランシャツを水着カテゴリーで何着か高値で売ったからなのかなぁ。
それらは、かつてのトライアスロンスタイル(上がショート・タンクトップ、下がブーメランパンツ)のランシャツで、ふつうのランシャツ/タンクトップとは違うのだ。そのあたりの事情を理解せずに、水着カテゴリーに集まってくる人はタンクトップも売れるとふんでいるのだろう。
かつてのトライアスロンスタイルかつてトライアスロンといえば、ブーメランパンツでスイム、陸へ上がってヘソ出しのショートタンクをさっと着て、下はブーメランパンツのままでバイク、次にランをしていた。シャツを着ないでゼッケンだけつけて、ブーメランパンツだけで走っていた選手もいたような気がするけど記憶に自信が無い。
ここで、なぜヘソ出しじゃなければならないのか、よくわからない。放熱性が高いほうが良いからかな。本当は普通のマラソンもヘソ出しスタイルがより良いのかもしれないけれど、男の格好としては抵抗感があるということかな。
一方トライアスロンはスイムがあるから、その延長線で男でもヘソ出しで違和感がなかったということか。
写真はどこかのトライアスロン大会でのゴールだろう。arenaの黒ブーメランに、Kappaのショートタンク(ランシャツ)という、たぶん当時としては平均的なトライアスリートのスタイルだったのだろう。
管理人も子供の頃、日曜日なんかにトライアスロンのテレビ中継があると、目をこらして見ていた。
過去記事でも扱っているので、興味を引かれた人は読んでください。
競パンにショート丈ランシャツの組み合わせ かつてのトライアスロンスタイルこれがトライアスロン用ショートタンクここからはランシャツの話しなので、興味が無い人も多いかもしれないけど、紹介します。かつてのトライアスロンで使われていたショートタンクです。

左が陸上競技用のランシャツ、右がかつてのトライアスロン用ショートタンクです。まさか管理人がトライアスロンをするわけがないけど、一応着られるように、両方とも同サイズ(XL)です。
総丈が短いのと、裾の処理が違います。丈は陸上用のそれより10mくらい短くてへそがちょうど露出するくらいになる、裾が陸上用はロックでほつれないようにしてあるだけなのに対し、トライアスロン用は蛍光色に処理されています。

陸上競技では、陸上競技連盟の規定でシャツアウト?が禁止されていて、シャツインが強制されていることから、シャツの裾は見栄的処理の必要がないのだろうと思います。
トライアスロン用は申し訳程度に上半身を隠す程度の丈なので、裾を飾らないと見栄が悪いということでしょう。下半身を覆うブーメランパンツは黒を穿いている選手が多い感じなので、裾を蛍光色に擦るのは見栄的にいい感じでしょう。
それ以外にこのkappaのショートタンク、異様に荒いメッシュでスケスケ、放熱性を良くしているのでしょう。
ちなみに中間の丈のショートタンクも入手しているので、存在は確かです。トライアスロンシーンで、下はブーメランパンツなのは同じだけど、「へそを出すのはちょっと・・・」という人向けなのでしょうか。ブーメラン全体は露出するけどへそはぎりぎり隠れる、そんな丈になっています。
なぜ欲しい人がいるのか
なぜショートタングを欲しい人がいるのか?
それは謎です。ただ、競パンイベントで着るのにはちょうどいいのなのかもしれないな、なんて思う。プールとか海じゃないので、上半身裸より隠す方が良い感じ、というような感覚の人も多いと思う。
Tシャツだと覆いすぎ、でもふつうのタンクトップだとブーメランパンツの上の部分が覆われてしまうということで、かつてのトライアスロンのショートタンクがちょうどいいということ。
そういう理屈じゃなくて、単に露出度が高い(バックも細いのが多いY型が多いもんね)着衣を欲しい、というだけなのかもしれないけど。
いずれにしても、いい値がつくのだから水着カテゴリーに出していて正解でした。ふつうカジュアルウェアのカテゴリーに出す人はいないと思うけど、スポーツウェアカテゴリーでも単にトップスとか、あるいは陸上競技 or ランニングウェアカテゴリーに出しがち。もしそうしていたら、どんな結果になっていただろう。(スポーツウェア@にトライアスロン・カテゴリーはなかったと思います)。
自制も必要つくづく90年代って、競パンフェチにはとってもうれしい環境だっんだなと思う。
デジカメが一般化する以前の話しだからか、写真がネットにもあまり転がっていない。ネットがブレイクする前夜の90年代だけに、この手の人をやらしい目で見ている男がたくさんいるという現実が一般化していなかったのだろう。
トライアスロンもやっていた、水泳部のイケてた後輩もトライアスロン大会に出ると、「知らない男から写真をバシバシ撮られるからイヤだ」と言っていたのを思い出す。ネットの一般の人が目にする可能性があるような場所にその手の写真を載せたりすることが、自分たちを暮らしにくくする結果になるということは、頭の片隅に置いておいて欲しいなと、よく思う。
競泳水着だって、急激にスパッツに置き換わっていく時期と、パソコンが一般家庭に普及しインターネットが一般化する時期が一致するのは、偶然じゃないかもしれないしね。