スタート台でケツ穴が見えちゃうんだよね arenaのアクアフローつき競パン
- 2016/10/25
- 17:58
カテゴリー:まじめな知識
2005年頃までarenaの競パンを含む競泳水着のバックについていたアクアフロー、幅が広いと飛びこみのスタート台で前を泳ぐ奴のケツの穴が見えてしまうよ。
競パンはスポーツ用品だけど、性的な目線を注ぐ人がそれなりにいると一般世間にバレてしまった2000年頃以降、アクアフローの幅が狭くなっていき、水着のfina承認問題でとどめを刺され廃止という流れだね。
飛び込み姿勢だと中が見えてしまうことが

飛びこみ練習となると、スタート台に並んで順に飛び込んでいく。そんなとき、前の奴がarenaのアクアフローつき競パンとかを穿いていると、明るい屋外や屋内でも照明の具合によっては、ケツの穴やケツの毛が丸見えに。飛び込む奴の後ろにいると、こんなアングルになるからね。
この写真の競パンはAQUX。arenaのアクアフローが廃止になってしばらくしたら、AQUXの競パンにアクアフローがつくモデルが出現。arenaの専売特許だと思っていたけど、特許切れになったのか、arenaではもう使わなくてどうでもよくなっているのか、そんなことでマネできるようになったのかな。
AQUXは二丁目御用達ブランドで、ふつうにプールで穿く競泳水着じゃないはずだけど、ちゃっかりこういう部分は採り入れるところが面白い。買うつもりはないけど、ブログネタ用にAQUXも、ときどきチェックしようかな、なんて最近は思う。
アクアフローの変遷
いつからアクアフローがarenaの競パンにつくようになったかは知らない。
競パンを穿くようになったときには、すでについていたような気がする。
アクアフローの幅、けっこうばらつきが大きかったのか、同じモデルでも1mmくらいは違いがあって、結構テキトーな時期が長かった。
明確に幅を細くして、中が見えないくらいになったのは2005年頃じゃないかな。競パンフェチアイテム化しているnuxが登場するすこし前。
それ以降はきっちり管理されて、遠目にはアクアフロー仕様なのかわからないくらい、幅が細くなった。
アクアフロー比較
競パン全盛期、90年代半ばのarena競パン、ARN-6133。
アクアフローの幅を計ると、平置きで5mmもある。アクアフローの網目も伸縮性があるから、サイズダウンして穿いていると引っ張られて、平気で7mmくらいになってしまう。


2000年代に入ってからのarena競パン、ARN-5004 nux-w。
アクアフローの幅は平置きで1.5mm。アクアフローは競パンの生地をふたつに折り曲げた端につけるから、幅が狭いといっそう中が見えにくくなるよ。


アクアフローの事故事例
アクアフローの競パンはクタッたあとに使い続けすぎると、裂けてしまう危うさがあった。
競パンはプールで使っていると塩素で劣化して、そう長持ちしない。いつまでも買い替えないで“引っ張って”いると、劣化したアクアフロー競パンが裂けるなんてこともあった。
そんな事故が水泳大会で発生。あるよね、こういうときに限ってという事態が。
気合いを入れてスタート台に立ち、「用意」の合図で前屈みになった瞬間、“ピリっ”とアクアフロー部分が裂けてケツが一瞬丸見えに。当然失格、周辺は失笑の嵐。
学生にありがちな事故だ。基本はお金を持っていないから、劣化した競パンをギリギリまで使い続けることが多いでしょ。
アクアフローの網目は劣化しにくく裂けない材質のように見えるから、アクアフローの網目の取り付け部分が裂けるのじゃないかな。取り付け部分は競パンの本体生地なのだから、劣化してもろくなるでしょ。
社会人サークルのときの思い出
社会人の水泳サークルで飛びこみ練習をしていたとき、前にいた30台前半の奴が前屈みになった瞬間に、不覚にもケツの穴を見てしまった。アクアフローは競パンだけじゃなくて、スパッツにも一時期ついていたから、スパッツ全盛期の人も、無縁じゃないよ。
ケツの穴が見えてしまったと言うことは、スパッツにも幅広のアクアフローがついていた時期があるということか。
練習が終わってから、ケツの穴を見てしまったことを本人に話した。そうしたら、恥ずかしがって、以降はアクアフローがついたスパッツを一度も穿いてこなくなった。
ケツの穴をちょっと見せてしまったくらいで、そんなに気になるのかなあというのが管理人のメンタリティだけど、それは人それどれってことで。